今回は我が家のリビング学習環境について紹介していきます。
はーい!リビング学習って何ですか?
ひなは、いつも学校の宿題とかチャレンジ(進研ゼミ)をどこでする?
ダイニングテーブルでやってます。
それ!ダイニングやリビングで勉強をすることをリビング学習って言います。
へぇ~。みんなリビング学習じゃないの?
パパが子供の時は自分の学習机で1人で勉強してたけど
最近はリビング学習する子が8割くらいいるらしいよ。
なるほど
でも、リビング学習は、間取りや収納をちゃんと考えておかないと、リビングが散らかったり、集中して勉強できなかったりするから、お家設計するときに、子供が集中して勉強できる環境を考えるのが結構重要なんだよ。
と言うことで、今回は子供のリビング学習を考えている方に、実際にリビング学習を取り入れている我が家の間取りや収納を紹介させていただき「子供が集中して学習するために、どのような間取りが最適か」「収納は、どのくらい準備すると困らないか」を考えていきたいと思います。
リビング学習のメリット・デメリット
・安心して勉強に集中できる
・ほどよい緊張感がある
・直ぐに質問できる
・姉弟で教えあうことができる
(親)
・子供の学習状況が見える
・子供とのコミュニケーションが増える
リビング学習の1番のメリットは、子供にとっては、分からないことを直ぐに質問できること、親にとっては、子供の学習状況や、今どんな勉強をしているかが分かること、やっぱり家族のコミュニケーションが増えることが最大のメリットです。
宿題とかチャレンジ(進研ゼミ)やってて、分からないことをスグにパパとかママに聞けるから、ダイニングで勉強するのってイイよね
パパ、勉強教えてくれるけどスグに怒るのがなぁ・・・
それは、ひなが1年生でならったはずの足し算を間違えたりするからだろ
あと、勉強の姿勢が悪い
勉強終わった後、片付けずに遊んだり
テレビがついてると、スグにテレビ見ちゃうし
・・・
リビング学習のメリットはたくさんありますが、デメリットもあるので、デメリットを理解して、できるかぎりデメリットを解消できるような間取りや収納を準備することが、リビング学習を成功させるコツだと思います。
・文房具や教科書、宿題などでリビングが散らかる
・ダイニングチェアは姿勢が悪くなる
・子供を叱る回数が増えてしまう
リビング学習のメリットに集中できると書いておいて、デメリットに集中できないと書くのは、矛盾していますが、リビングは子供にとって誘惑が多いので、集中できる環境を準備してあげる必要があります。
例えば、うちの子の場合、テレビがついていると子供向けのテレビじゃなくても見入ってしまうので、子供の勉強時間は、テレビをつけないようにしています。「リビング学習におすすめ間取り」を紹介しているサイトで「子供が学習する向きとテレビの向きを逆にして、見えないようにしよう」と書いてあったりしますが、テレビが見えなくても音が聞こえてくるとスグに子供の集中力が切れるので無駄です。試しにテレビが直接見えないけど、LDKと繋がった空間の和室に、ちゃぶ台を置いて勉強させてみましたが、ぜんぜん集中できていませんでした。我が家の和室の間取りは別の記事で詳しく紹介しているので、気になる方はリンク先をチェックしてみて下さい。
他にも姉弟がいて、下の子が遊んでいると集中力が途切れてしまいます。我が家では、平日は下の子が保育園から帰ってくるまでの時間、休日は下の子が習い事に行っている時間など、1人になれる時間に勉強させています。どうしても2人いる時間に勉強する場合は、下の子もお絵かきなど、一緒にリビングテーブルに座らせて2人で勉強している感じにしています。
また、ダイニングテーブルで学習すると、テーブルの上が散らかってしまいます。食事の時には片付ける必要がありますが、文房具や教科書、ノートをしまう収納が、近くにないと、一時的に別の場所に置いてしまい、いつまでたっても片付かない状態になってしまうので、近くに収納を設けることは必須になります。
他にもダイニングチェアは学習用の椅子ではないので、勉強中こどもの姿勢が悪くなりがちです。
リビング学習 間取りと収納のポイント
リビング学習を成功させるコツは、このデメリットをいかに間取りや収納、家具などで補えるかがポイントになってきます。我が家では下の図面のダイニングテーブルに赤丸を示した位置でリビング学習をしています。先ほどデメリットの項目に記載しましたが、うちの子供はテレビの音だけでも集中力が途切れてしまうので、勉強中はテレビを付けないようようにしています。そのため学習位置とテレビの関係は、あまり意識していません。
まず1つ目のポイントは収納になります。我が家では、キッチン対面収納の1カ所を子供の学習用品専用にしいます。上の写真で1番奥の収納が学習用品専用になっています。キッチン対面収納はキッチンメーカがキッチンとセットで販売しているものと、キッチンとは別でハウスメーカーが作り付けとして準備しているものがあります。我が家は、TOCLAS Berryキッチンとセットの背面収納を採用しました。TOCLAS Berryキッチンは背面収納の収納量が非常に多く、ショールームで現物確認した際に、これであれば、小学生の学習用品を全部収納できると考えて採用しました。他にもTOCLASのキッチンはピアノ塗装のキレイさ、厚みのある人造大理石の重厚感とメンテナンス性の良さもありとても気に入っています。
収納の中は、こんな感じになっています。なんとランドセルまでピッタリ収納できます。
学習用具を入れている収納の使い勝手はどう?
使いやすいよ。体操服や工作セットとか、学校に必要なものは全部ここに入っているから、自分一人で次の日の準備できちゃうからね。
続いて2つ目のポイントは、動線になります。リビング学習中に生活動線を遮らないよう、我が家では、ダイニングの角を学習用品の収納とリビング学習の場所となる間取りにしました。このように学習中の子供の近くを家族が行き来しなくてよい間取りにすることで、子供の集中をできるだけ邪魔しないようにすることも重要です。
3つ目のポイントは、学習用の椅子です。これは実際に住みはじめてから気が付きましたが、通常のダイニングチェアーだと、学習中の子供の姿勢が非常に悪くなります。うちの子供は小学校低学年で、身長は約125cmと小さくは無いので、大人用のダイニングチェアーでも問題なく食事などができますが、長時間座っていると姿勢が、だんだん乱れてきます。そこで我が家では、いまだに3才から使用しているベビーチェアーに座らせて学習をさせています。そろそサイズ的に限界なので、ゆくゆくは子供用の学習椅子を購入しようと考えています。我が家のダイニングテーブルはカリモク家具という家具屋さんで購入しましたが、同じカリモク家具で子供用の学習用椅子も販売しているので、木の材質や色が同じ物を選べば、統一感のあるダイニングになるので、ダイニングテーブルでのリビング学習を考えられている方は、学習用の椅子のことも考えてダイニングテーブルを選ぶことをすすめします。
まとめ
今回はリビング学習を考え準備した収納と間取りについて紹介してきましたが、どうでしたでしょうか?参考になりそうですか
参考になります。特にキッチンの背面収納が使いやすくてサイコーです。
TOCLAS Berryキッチンの背面収納は、収納量が多くて使い勝手が良いので、子供の学習用品の収納に限らずスゴく便利でおすすめです。
気になる方は、TOCLASショールームで確認してみて下さい。
上の写真のように、キッチン背面収納が3カ所あるので、3人姉弟までは、なんとかなりそうです。
最近、流行のリビング学習、小学生のうちは非常に有効だと思いますが、中学生、高校生になるとさすがに自分の部屋で勉強するようなると思うので、5年から長くて10年、そのために専用の収納などを準備するのは、ちょっともったいない気もしますが、子供の成長には非常に重要な期間だと思うのでリビング学習が成功するようお家設計の際に検討してみて下さい。
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