新築のときに購入して5年間使ったルンバ870のバッテリが寿命となり、全然掃除してくれなくなったのでバッテリ交換を考えていたところ、5万円以下の価格で購入できる「ルンバe5」という新しい機種を発見し買い換えました
ルンバe5を実際に3ヶ月使用して感じたメリット・デメリットと従来機種との比較レビュー、他シリーズとのスペック比較を記載しますので、これからロボット掃除機を購入しようと考えてる方や僕と同じように従来機種からの買い換えを検討されている方にルンバe5の魅力を紹介させて頂くので、購入の参考にして頂ければと思います
ルンバe5とは
ルンバe5は、2018年10月に登場した新しいeシリーズと呼ばれる機種で、従来の900,800,600シリーズといった数字3桁のモデルとは違う新しいシリーズになります
性能面は900と600の間に位置し、従来の800シリーズを踏襲しつつ、価格を抑えたモデルになっています
値段が安い理由
ロボット掃除機は気になるけど、各メーカ フラグシップモデルは10万円以上と非常に高価なので、手が出せない。でも価格が安いモデルだと掃除能力に疑問符が付くと思われている方も多いと思います
「ルンバe5」は、5万円以下の価格で購入することができ、ロボット掃除機の中では、かなり安い方なので、その分、掃除能力が落ちるのではと思われている方もいるとおもいますが、そんなことはありません
「ルンバe5」の吸引力は600シリーズの5倍で、吸引の機構もAeroForeceと呼ばれる上位の900シリーズと同じ機構を採用しています
では、なぜ安いのかと言うと、吸引機構に900シリーズと同じ機構を流用しており、新規開発ではないので開発費が抑えられているのと、上位機種と比べ、カメラやいくつかのセンサを削減していることで、上位機種と同等の吸引力を維持しながら、安価なモデルを実現しています
カメラやセンサを削減したことで、上位機種と比べて劣る機能もありますが、ルンバに掃除してもらいたい場所の範囲や形状によっては、「ルンバe5」で十分な場合も多いので、次の項目に記載する各機種の機能比較を見ていただき、自分の用途に応じた機種を選択することをおすすめします
上位モデルとの比較
i7 | 960 | e5 | 671 | |
最大稼働時間/掃除範囲 | 75分/家中 | 75分/家中 | 90分/ひと部屋 | 90分/ひと部屋 |
吸引力 | 約10倍 | 約5倍 | 約5倍 | 約1倍 |
ナビゲーションテクノロジー | iAdapt 3.0 | iAdapt 2.0 | iAdapt | iAdapt |
Imaprint スマートマッピング | ● | |||
自動充電&自動再開 | ● | ● | 充電のみ | 充電のみ |
ゴム製デュアルアクションブラシ | ● | ● | ● | |
洗えるダスト容器 | ● | ● | ||
iRobot HOMEアプリ | ● | ● | ● | ● |
Wi-Fi対応 | ● | ● | ● | ● |
スケジュール機能 | ● | ● | ● | ● |
Clean Mapレポート | ● | ● | ||
掃除モード設定 | ● | ● | ||
掃除する部屋を指定 | ● | ● | ||
進入禁止エリア機能 | ● | ● | ||
電池方式 | 充電式リチウムイオン電池 | 充電式リチウムイオン電池 | 充電式リチウムイオン電池 | 充電式リチウムイオン電池 |
本体寸法 | 35.1cm×9.2cm | 35.3cm×9.2cm | 35.1cm×9.2cm | 34.0cm×9.2cm |
本体重量 | 約4.0kg | 約3.9kg | 約4.0kg | 約3.6kg |
上位モデルと「ルンバe5」の大きな違いは、ナビゲーションテクノロジーになります
これは「値段が安い理由」の項目でも記載しましたが、カメラが搭載されているかどうかによるもので、上位機種はカメラにより部屋の形状を把握し自分の掃除したエリアを認識しながら掃除していくのに対して、「ルンバe5」はランダムに掃除をしながら汚れ具合をセンサで検知しキレイになるまで繰り返す方法で掃除をします
このテクノロジーの違いにより、「ルンバe5」では、複数の部屋は掃除できなかったり、複雑な形状の部屋や1回の稼働時間で掃除しきれない広い部屋だと性能を発揮することができません
ちなみに、カメラを搭載した上位機種の場合、自分の掃除したエリアを認識できるので、バッテリ残量が低下した場合、1度ホームベースに戻って充電し、残りのエリアを再度掃除することができたり、複数の部屋をまたいで掃除したりすることができます
逆に言うと、ルンバに掃除してもらいたいエリアが、1部屋であまり複雑な形状をしていないのであれば、「ルンバe5」の機能で十分と言えます
僕の家での使い方
あまり複雑な形状ではなく、広すぎない部屋って言われても目安がないと判断しにくいと思いますので、参考に僕の家でルンバに掃除してもらっている範囲を紹介します
LDK+和室を毎日、深夜3時から掃除してもらっていて、平日は自分で掃除することはないですが、ホコリや汚れが気になったことはありません
iRobot HOMEアプリを使うとルンバの掃除履歴が確認できますが、ほぼ毎日「1時間30分 キャンセル」となっているので、ルンバ的には1時間30分掃除して、まだ完璧とは思ってないけど、バッテリー残量が少なくなったので終了しているようです
ホームベースはリビングの角に設置していますが、今のところバッテリー切れでホームベースに戻れなかったということは起きていません。「ルンバe5」などカメラの付いていないモデルは自分の位置が分からないので、充電に戻る際、ホームベースから出ている電波をキャッチしてホームベースの位置を認識して戻るので、ホームベースは、ある程度見通しの良い位置に設置する必要があります
僕のマイホームは、お家を設計する段階から、このエリアはルンバに掃除してもらうことを考えていたので、壁付けで床から浮いたテレビボードを採用したり、足が細く床との間に広く隙間があいたソファーを採用したりして最大限ルンバが能力を発揮できるよう考慮しました
ここまで書きましたが、やっぱり自分の部屋で実際に使ってみないとルンバが十分機能するかわからない部分もあると思うので、僕のおすすめは、ルンバのレンタルサービスを使って、1カ月くらいレンタルでお試しし、問題なければ購入するって方法が良いんじゃないかと思います
従来機種「870」との比較
冒頭にも書きましたが、マイホームを新築した時に購入したルンバ870から、今回「ルンバe5」へ買い換えたので、従来機種と比較して使い勝手がよくなった部分を紹介します。ちなみに今のところ悪くなったと感じるところはありません
・ダストカップの掃除しやすさ
・リチウムイオンバッテリ採用
メリット・デメリット
次にルンバなどロボット掃除機を導入するメリット・デメリットを紹介します
・家の中が散らからない
・一般的な掃除機に比べて寿命が短い
例えばルンバで階段掃除はできないので、階段掃除は今まで通り、ハンディークリーナーやクイックルワイパーなどで実施する必要があったり、お菓子なんかをこぼした場合に、一時的にその場所だけ掃除機をかけるのにもロボット掃除機では使いづらいので、やっぱり通常の掃除機は必要になります
まとめ
今回は「ルンバe5」について紹介させて頂きました。色々デメリットなども書きましたが、それ以上にメリットが大きいので、導入する価値はあると思います。なんてったて「料理・洗濯・掃除」三大家事のうち1つがなくなるのは、非常に大きいと思います。今どきはお金で時間を買って時代です。ロボットやAIに任せられるところは、任せて人間は人間にしかできない、もっとクリエイティブなことをするべきだと思いますので、ぜひルンバを導入して人生の有意義な時間を増やしてください
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